道東3座 2泊3日ツアー
北海道の雌阿寒岳、斜里岳、羅臼岳を2泊3日で登るツアーです。効率よく3座登りますが、その分ハードなツアーとなります。東京都緊急事態宣言継続中につき今回も航空券をお客さんに送り、現地の女満別空港集合となります。
8月27日より北海道が再び緊急事態宣言対象地域となりましたが、その前日の出発となりツアーは催行されました。

もし緊急事態宣言が
1日早かったら
ツアー中止だったよ

ギリギリセーフね
1日目 雌阿寒岳
女満別空港に集合、今回は8名です。観光バスにて登山口の野中温泉へ80分ほど走ります。朝は雨が降っていたそうですが、空港に着いたら晴れ空も見えていました。野中温泉からの往復コースで雌阿寒岳へ、一時期より気温が下がってきたとはいえ、まだまだ本来よりは暑い感じです。
3合目より少し進むと樹林帯を抜けて風が当たるようになります。先月は花がけっこう咲いていましたが、今はもう実が出てきて秋を感じます。


7合目くらいから霧の中に入ってしまい、景色は見えなくなりました。咲いている時期の長いメアカンフスマがまだ残っています。

山頂は強風で霧も出てましたが、少し待っていると一瞬の晴れ間で阿寒湖と雄阿寒岳が見えました。

往復コースなので同じ道を下山します、行動時間約5時間で16時前の下山です。ゴール後はバスで30分ほどの移動で阿寒湖温泉へ、ニュー阿寒ホテルに宿泊です。北海道のホテルはたまに変わったウェルカム○▲を出します(じゃがいも、ソフトクリームなど)が、ここはまりも羊羹です。


2日目 斜里岳
阿寒湖温泉を4時に出発、約2時間で登山口に向かいます。道中ではけっこう鹿が出てきました。
登山口清岳荘を6時過ぎのスタート、曇り空です。登りは旧道の沢コースになります、前日雨が降ったようですが、それほど水量は多くありません。ずっと登りが続きますが、さすがにこの時期は涼しく登れます。
沢の渡渉や滝の横の岩場を登ったりと楽しめるのがこの旧道コース、下りに使うのは危険なため帰りは尾根歩きの新道コースです。

山頂は前日に続き霧でしたが、少し青空も見えました。下山開始すると段々と天気も回復してきて、途中から山頂を見ることができました。もう花の時期というよりは赤い実が目につき、山は秋を迎えています。


順調に歩き14時前の下山、行動時間7時間40分でした。下山後は岩尾別温泉へ2時間の移動、秘湯の岩尾別温泉ホテル地の涯に宿泊です。

3日目 羅臼岳
ホテル地の涯は羅臼岳登山口にあるのでホテルの前から歩いて出発です。朝4時のスタートで最初の30分弱はヘッドライトを使用しての歩行、天気予報は晴れでしたが小雨の中の歩きだしです。標高差約1440mの往復のため、長丁場の体力勝負の山です。さらに3日連続登山の最終日になるためお客さんの顔には疲労感も・・・
天気は徐々に回復し6時前くらいからは晴れました。大沢ではエゾオヤマノリンドウやタカネトウウチソウなど秋の花が咲いていて、疲れを癒やしてくれます。羅臼平まで上がると綺麗に羅臼岳が見え、南側にはうっすらと北方領土の国後島が見えました。



羅臼平から山頂までは岩場が多くなります、山頂では北風が強く寒かったですが、写真撮影をしてから下山。土曜日ということもありすれ違いも多かったです。14時前の下山、とても順調で行動時間9時間40分でした。

ホテル地の涯まで戻り温泉入浴をしてから女満別空港へ、空港は緊急事態宣言中でしたが土産屋やレストランは開いていたので買い物や食事をしてから羽田空港へのフライトです。

今回は全員3座登頂したよ!

お〜
それは良かった!
コメント