蝦夷梅雨の北海道

たぬろばチャンネル

旭岳・十勝岳・羊蹄山2泊3日ツアー

北海道の最高峰大雪山の旭岳と十勝岳と羊蹄山を2泊3日で登るハードなツアーです。初日は羽田空港から旭川空港へ飛び旭岳ロープウェイを利用して旭岳に登り、十勝岳の麓の白金温泉に宿泊。2日目は午前中に十勝岳を往復して午後は羊蹄山の麓のニセコへ移動。最終日は羊蹄山に登り新千歳空港から羽田空港へ帰ります。

蝦夷梅雨で天気予報はイマイチ・・・参加者は14名と登山ガイド1名、添乗員1名です。

1日目 旭岳

羽田空港集合でJAL便にて旭川空港へ、土曜日ということもあり満席でした。旭川空港でバスと合流して旭岳のロープウェイ駅までは1時間弱の移動。前日までの天気予報はイマイチでしたが、朝見てみると何とか雨が降らなそうな予報に変わっていました。

旭岳ロープウェイを利用して標高1600mの姿見駅まで上がり、そこから往復で北海道最高峰の2291mの旭岳を往復します。火山らしいガレ場とザレ場の地形ですが、スタートしてから30分くらいまでは高山植物の多いところを歩いていきます。

コエゾツガザクラ
エゾノコザクラ


姿見池からがいよいよ本番、どんどん標高を上げていきます。姿見池が5合目で、途中に合目の標識があるので目安になります。天気は曇り空ですが、時々晴れ間も見えます。

姿見池はまだ雪で覆われています
メアカンキンバイ

歩きだして約2時間15分で山頂に到着、記念写真を撮影した後は同じ道を下山します。

北海道の最高峰  旭岳
ジムカデ


下りは約1時間40分で下山、ロープウェイに乗って下りバスと合流、宿泊先の白金温泉までは1時間強の移動です。本日は曇り空でしたが、雨が降らず山頂の気温は15℃くらいで爽やかでした。なにせ最近は関東では35℃以上の猛暑が続いていたので、この涼しさを味わうだけでも来た価値があるのではないかと思いました。

宿泊地の白金温泉は翌日登る十勝岳の麓にある温泉です、バイキングの食事と温泉入浴で疲れを取り、翌日に備えます。

2日目 十勝岳

朝4時に白金温泉を出発、観光バスで10分走ると標高930mの望岳台に到着、天気は曇り空で山頂は見えません。ここから標高2077mの十勝岳まで往復で歩きます。

最初は幅広の石ゴロゴロ道を歩いていきます、火山らしく高い木は無いので風当たりの良い道をずっと歩いていきます。この道沿いにはマルバシモツケとエゾイソツツジがたくさん咲いてました。そしていつもナキウサギの鳴き声が聞こえるのですが、姿は見えません。

マルバシモツケ
エゾイソツツジ


1時間ほど歩くと避難小屋があり、ここからが急登になります。段々と霧の中に入っていきますが、けっこう水分の多い霧のためしっとりと濡れる感じです。昭和火口分岐からは一旦緩やかになりますが山頂手前でまた急登になります。

避難小屋
エゾノツガザクラ


上に登るほど風が強くなり、山頂近くではかなりの強風で寒いくらいでした。 

濃霧の中を歩いていきます
山頂は霧と強風で寒かったです


山頂の岩陰で休憩した後は同じ道を下ります。一番濃い時は視界10mもないような霧でしたが、避難小屋の近くまで戻ると霧から出ました。下の町は陽が当たっていますが、山はまだ雲の中です。雨が降ったわけではないのですが、けっこう濡れた感じでした・・・

下の町は晴れている感じです
イワブクロ


11時前には下山しましたが、ここから宿泊地のニセコまで休憩含め5時間半ほどの移動、途中で休憩した富良野は気温31℃と暑く、山の上との温度差が凄かったですが、更に移動中にバスのクーラーが調子悪くなり車内が暑くなるという事態に・・・

なんとか17時前にはホテルに到着。翌日も早起きなので身体を休め備えます。

3日目 羊蹄山

朝3時45分出発で羊蹄山の比羅夫コース登山口に30分ほどバスで移動します。今年は野営場の駐車場(標高350m)まではトイレ工事で駐車場が使えないため、ひとつ下の標高285mの駐車場から歩き出しとなります、山頂が1898mなので標高差1600m以上となります。

野営場の登山口までは舗装路を15分ほど登り登山口に入り、後は樹林帯の中を登っていきます。1合目までは緩やかですが、そこから急登になります。樹林帯のため風が当たらず、蒸し暑い中を登っていきます。途中で後ろを振り返るとニセコアンヌプリがキレイに見えました

ニセコアンヌプリ
1週間前は無かったクルマユリ

5合目辺りまで登ってくると、木々の間から少し涼しい風も吹いてきます。さらに急登を登り続け9合目まで上がると樹林帯を抜けます。さらに少し登ると高山植物の群生地へと出ます、シラネアオイやチシマフウロ、キバナシャクナゲ、ミヤマオダマキなどが咲いています。

白花のシラネアオイ
キバナシャクナゲ


そのまま進み火口に出るとようやく山頂が見えます。お鉢を半周くらいすると山頂に到着。晴れ間が見えている中で写真撮影と弁当タイムを取ります。

山頂からの父釜
羊蹄山の頂上


下りは真狩コースに向かいますが、歩き始めるとすぐに雨が当たり始めました。とりあえず雨具を着るほどではないので、そのまま歩いていきます。樹林帯に入り8合目までもうすぐという所で雨が強くなってきました。雨具を着ると止み、雨具を脱ぐとまた降る・・・そんな繰り返しでしたが4合目くらいからは土砂降りに。

エゾノツガザクラ
イワウメ


そのまま何とか歩き標高360mの真狩登山口に到着、行動時間11時間弱でした。後半は雨でかなり濡れましたが、ゴールする頃には雨は止んでいました。

いつもなら真狩の温泉に入って帰るのですが、月曜日はお休みのためルスツリゾートの大きなお風呂に入ってから新千歳空港へとバスは走ります。

帰りはANA便で羽田へ飛び解散です。

本来ならこの時期は天気に恵まれ爽やかな北海道の山ですが、今年は様子が違いますね・・・

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