燕岳〜大天井岳〜常念岳 2泊3日ツアー
2泊3日で燕岳(つばくろだけ)から大天井岳(おてんしょうだけ)、常念岳(じょうねんだけ)を縦走するコースです。夏にも行ったコースですが、秋になり日暮れが早くなってきているのと稜線の寒さが厳しくなってきています。また直接の影響は無いですが台風17号の発生により天気が不安定な予報となっています。
参加者は15名と登山ガイド1名と添乗員1名です。
1日目 合戦尾根から燕山荘
新宿からの特急あずさ、大糸線を乗り継ぎ穂高駅へ。そこからマイクロバスに乗り換え中房温泉(1462m)に向かいます。
到着時は雨は降っていなく、曇り空でした。夕方には雨が降り出し、夜には強い雨になるとのことで、それまでには燕山荘に到着したいところです。


合戦尾根コースは30〜40分おきに休憩できるベンチがあり、登りやすいです。休みながら登っていき、標高2350mの合戦小屋に到着。さすがにこの時期はスイカの販売はしていませんでした。


合戦小屋で休憩中に雨がポツポツと降り出しました、雨具を着るか迷う程度の降り方でそのまま歩き出します。
途中雨が少し強くなったので雨具装着、でも着ると止む・・・
そんな感じで17時過ぎに燕山荘到着、5時間強の行動時間でした。17:50の夕食の時にはかなり強い雨になっていて、その前に小屋に到着できて良かったです。


2日目 燕岳から大天井岳、常念小屋へ
本日は悪い天気予報、朝から霧雨ですが朝食を食べてからまずは燕岳を60分ほどで往復します。眺望は全く無かったですが、とりあえずは山頂やイルカ岩で写真を撮って戻ってきます。


その後は燕山荘から大天井岳を目指します。稜線のアップダウンを歩きますが、悪天候のおかげか雷鳥がたくさん出てきました。


大天井岳手前の大天荘似てカレーライスの昼食をとった後は常念小屋を目指します。午後も縦走が続きますが、またまた雷鳥が出てきます。結局この日は4家族21羽とたくさんの雷鳥を見ることができました。
降ったり止んだりの霧雨の中を歩き、16時前に常念小屋に到着。翌日の天気予報は晴れとのこと、期待しながら小屋で休みます。



すごい!
雷鳥さんたくさん

1日で21羽は
なかなか見られないね
雷鳥祭り!
3日目 常念岳から一ノ沢へ
最終日は4:50出発、ヘッドライトを使用して常念小屋から2857mの常念岳を往復します。往復で休憩合わせて3時間弱となりますが、前日とは違い好天となり、周りの山々が良く見えました!槍や穂高連峰、立山や剱岳、妙高山や火打山、浅間山や四阿山など山頂からの景色は最高でした。


そして下山時には霧が発生してブロッケン現象や、滝雲も見えました。


常念小屋まで戻ったら一ノ沢に向かって下ります、標高2460mから標高1300mまで下るので約4時間半の行動時間となります。急な下りから沢沿いへと入りますが、石がゴロゴロしていて歩きづらい道が多いです。


常念小屋を出てから約4時間半、無事に一ノ沢に下山してマイクロバスにて温泉に向かい、入浴と昼食タイム。帰りは穂高駅から直通の特急あずさで帰ります。
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