強風の栗駒山

たぬろばチャンネル

栗駒山と秣岳 1泊2日ツアー

東北の紅葉の名所栗駒山と秣岳(まぐさだけ)を1泊2日で歩くコースです。宿泊は須川温泉で、今回のツアーは宿泊場所が違う2つのツアーの共同コースとなり、須川高原温泉と栗駒山荘2ヶ所に分かれます。

初日は雨予報、2日間とも強風予報が出ています・・・
参加者は18名と登山ガイド1名と添乗員1名です。

1日目 秣岳

東京駅より東北新幹線で一ノ関駅へ、観光バスに乗り換え1時間40分ほど走り須川湖を目指します。本日は栗駒山塊の秣岳(まぐさだけ)の登りますが、標高1030mの登山口に何も無いため須川湖の駐車場にてトイレを済ませます。

須川湖からの秣岳
霧の中を歩きます

須川湖の駐車場に着いたときは雨が降っていましたが、トイレ休憩などをしている間に雨は止み、須川湖の奥に秣岳も見えていました。バスに乗り数分移動して登山口へ向かいます。

天気予報だと午後からは雨が止むとのことでしたが、歩き始めるとすぐに雨が降ってきました。霧も出てきて降ったり止んだりの天気の中登っていきます。

雨の影響で登山道はかなりぬかるみ歩きにくくなっていましたが、2時間ほど登ると標高1424mの山頂へ到着、さらに奥に進むとしろがね湿原があるので目指しますが、霧のため景色はイマイチです。帰りは同じ道を戻りますが、悪路のため登りと同じ2時間かかりました。

しろがね湿原
帰りに一瞬須川湖が見えました

今回は2ヶ所の宿泊に分かれるので、まずは秋田県側の栗駒山荘へ、その後は岩手県川の酸ヶ湯高原温泉へ。2つの宿は徒歩2分ほどですが、温泉の質はどちらも同じで酸性の温泉です。温泉に浸かり翌日に備えます。

須川高原温泉

2日目 栗駒山

朝、強風の音で目覚めました!予報では山頂は風速20mを超えるとのこと。雨は降っていないですが、不安の中のスタートです。あまりの強風のため宿で待っている方、スタートして30分くらいの名残ヶ原で引き返す方もいましたが、とりあえずは山頂目指して産沼(うぶぬま)コースで登っていきます。スタートの須川高原温泉が1117m、栗駒山の頂上は1627mなので約500mの標高差となります。

須川高原温泉からのスタート
名残ヶ原から栗駒山が見えます

紅葉は終盤でしたが、とにかく強風の中を登ります。初めのうちは木があるのでそれほど気にならないのですが、山頂が近づくにつれ風が当たるようになります。それでも風速20mまではなく10〜15mくらいだったのでなんとか山頂へ、残念ながら頂上付近は霧雨、写真を撮ったらすぐに宮城県側のゴールのいわかがみ平を目指します。

栗駒山頂上
紅葉が下の方は残っていました


風が強くあまり休憩を取れないこともあり、行動時間4時間20分で順調に標高1113mのいわかがみ平に到着、着いてからの昼弁当タイムとなりました。バスの回送は須川に戻る可能性もあったのでギリギリまで待ってもらったため、我々の到着が先になり弁当を食べながら待ちました。

バスと合流した後は温泉入浴をしてから一ノ関駅へ向かい、新幹線で帰ります。

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