約半年ぶりのツアー
某感染症の影響で旅行業界は
3月後半からは海外だけでなく
国内ツアーも出なくなったが
突然お盆過ぎくらいに
添乗依頼が来た
北海道の7日間登山ツアー
3月後半以来の約半年ぶり
7月後半くらいから
日帰りのツアーが
数は少ないが出始めていて
その添乗員から感染症対策で
新しくルールがいろいろできたよ
と話は聞いていたのだが・・・
さて久しぶりのツアー
どうなるやら
滞在型のツアー
今回行ってきたのは
同じホテルに6連泊する滞在型
7日間のうち5日間が
山歩きをするという内容
いままでの経験で添乗員が付いて
同じホテルに連泊をするというのは
国内では3連泊が最長でした
場所の移動が少なくなれば
感染率も減るという考えなのか
自由行動日という名の
休息日もあり
ゆとりのあるツアーだなというのが
最初に仕事内容を
確認した時の感想です
以前と変わったこと
添乗員が旅行会社から
持たされるものは増えました
★非接触型体温計
★予備マスク
★アルコール消毒液
★ビニール手袋
羽田空港ではカメラによる検温
接触を防ぐためかJALの荷物預けも
機械式に変わっていました
(ANAは以前から機械式)

空港内やホテル、バスなど
至る所にアルコール消毒液が
置いてあるため
持っていったものは
一度も使いませんでした
ホテルでもカメラによる
検温があります
自分の部屋以外はマスク着用です
お風呂に行く時などは
ついつい忘れそうになりますが
エレベーター利用があるので必要
観光バスは以前のように
満席にはならず
奇数参加同士の相席はありません
ドライバー席には
感染予防シートがありました
旅行会社によって
違うかもしれませんが
このシートが無いバス会社だと
1列目の席は使用禁止となります

添乗員は毎日
自分の検温をするだけでなく
お客にも検温してもらい
チェックシートに記入してもらい
毎朝回収する
そのため体温計、筆記具は持参を
お願いしている
今回のツアー内容
北海道の大雪山の麓にある
層雲峡温泉に6連泊して
周辺を歩く登山コースでした
そんなに歩くのが
たいへんなコースではありませんが
お客さんはこの感染症騒ぎで
夏に山を歩いてない人が多く
トレーニング不足な人が多かったです
本来なら登山ガイド1人
添乗員1人のお客の人数ですが
登山ガイドは2人になり
2グループに分けることが
できました



やはり人は少なめで歩きやすく
他の登山ツアーにはまったく
会わなかったです
ホテルは連泊なので荷物などは楽
自由行動も1日あり
ホテルに15時くらいに
帰ってくる日も半分くらいありました
ホテルの食事は全てビュッフェ
ビニール手袋、マスク着用など
基本的な対策はしていましたが
そんなに厳しい感じではない
それよりも6日間同じような
食事だとさすがに飽きる
という声がお客さんから聞こえました
今回は収容人員の関係もあり
他の食事形式は
やってなかったようです
感想
添乗してきた感想としては
今後はこういうゆとりのある
ツアーが増えるのかなと思いました
添乗員の増えた荷物
感染症の影響の新ルールなどは
最初に思ってたよりも
たいへんではなかったです
今回は滞在型の登山ツアーで
バスの乗り降りも少なかった
からかもしれません
最終日に聞いたお客さんの感想は
久しぶりの登山ツアーは楽しくて
7日間あっという間だったそうです
添乗員と登山ガイドの感想は
長かった・・・です
仕事で行く7日間と
遊びの7日間は違いますね
それでも添乗員の仕事は
やはり良いなと思いました
早く元の仕事状況に
戻ると良いのですが
まだまだ時間がかかりそうですね
10月1日からのGO TO トラベルの
地域共通クーポンと
東京都対象が良い結果に
繋がることを期待します
コメント
お疲れ様 今後は連泊型の 初級登山が増えると考えます
鈴木 誠 様
そうですね
そういう需要が増えそうです
なるほど…
参考になりました。
少人数制のゆとりあるツアーならば
感染する確率も下がりますよね。
登山ツアーならば連泊でしょうが、
観光ツアーはどうなるのでしょう。
次回の報告お待ちしています。
添てん さん
コメントありがとうございます
観光ツアーでも奇数参加の相席を避けるため参加人数は少なくなってます
観光ツアーの長期滞在連泊は
添乗員が付かない場合がほとんどのようです
朝の受付と現地係員ですね